現地での伸縮管継手の調査、点検について
2019.06.01
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ベローズ型伸縮管継手は、使用される温度、圧力、変位量、必要繰り返し回数などにより設計されますが、各プラントにおける環境によっては、想定外の劣化、破損、漏洩などが発生いたします。
NEURONでは、万一の破損によるプラントの運転停止を未然に防ぐため、定期的な点検を推奨しております。
直近では、『石油プラントでの腐食による漏洩調査』『火力発電所復水器内の抽気管ベローズの点検』などを実施いたしました。
現地では品質保証部の検査員が非破壊検査、寸法検査、目視検査などを実施、その調査レポートをエンジニアリング本部が評価し、報告書として提出いたします。設計条件を超える負荷が認められる場合は、新規設計となることもございます。
他にも33元素検知により鋼種を即時判定できる『携帯型成分分析器(アロイアナライザー)』、鋼材の減肉を測定できる『超音波厚さ計』などの計測機器を取り揃えており、フィールドでの評価事業を今後も展開していく所存です。(品質保証部 森 龍洋 記)