アルミニウム製 薄板長尺溶接パイプ 試作
2018.08.01
R&D
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アルミニウムの溶接といえば、一般的には酸化膜除去のためクリーニング作用を利用した交流TIG手溶接を行いますが、薄板かつ長尺の溶接パイプとなると、入熱による変形や作業性など様々な問題が発生します。そこで、ステンレスの溶接を得意とする当社としては、ステンレス溶接でも高効率化が得られている特殊溶接ノズルを採用した直流TIGのクランプシーマ(自動溶接)でアルミニウム溶接の高効率化にトライしました。
圧力容器等の強度を要する溶接品質としてはもう一息改善の余地はありますが、使用用途によっては十分採用できるレベルの仕上がりが得られました。試作ワーク寸法 t2xφ300x1500L
(エンジニアリング本部 飯尾 記)