純銅とステンレス鋼の異材溶接 

 製品の材質を一部変更することで軽量化や高機能化、コスト削減が可能となります。例えば、熱交換器などでは、熱伝導率の高い銅または銅合金と耐食性や強度の高いステンレス鋼の接合が行われています。

 この度、EBW(電子ビーム溶接)による純銅(C1020-1/2H)とステンレス鋼(SUS304)の異材溶接にトライしました。純銅とステンレス鋼は融点や熱伝導率が異なるため溶接に苦慮致しましたが、何度もチャレンジし、溶接条件を確立することが出来ました。

 今後も様々な材料の溶接にトライし、更なる溶接技術の向上に努めて参ります。異種金属接合や薄肉突合せ溶接等でお困りの案件がございましたらお気軽にお問い合わせください。

(エンジニアリング本部 吉田 史弥 記) 

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